2023.07.08
旗竿地の家ってどうなの?土地購入前に知りたいメリット・注意点を解説
注文住宅を建てようと土地を探していると、土地の価格が安い旗竿地を見つけて気になっている方も多いはずです。
しかし、旗竿地には通路や建てられる住宅の広さに制限があったり、工事費用が増える可能性があったりとデメリットがある一方、ほとんどの部屋が道路に面しないので人の目が気にならないなどのメリットもあります。
そこで本記事では、旗竿地がどんな土地なのかと、メリット・デメリット、購入時の注意点を詳しく解説します。記事の後半では、実際に旗竿地にこだわりの注文住宅を建てた事例も紹介するので、これから注文住宅を建てようと考えている方は参考にされてください。
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1.旗竿地(はたざおち)とは?
旗竿地とは、道路に面している通路が狭く、その先に住宅を建てる広さの土地が広がっている住宅地を指します。
上記の画像のように、旗が竿についた状態と似た形状をしているため、「旗竿地」と呼ばれています。
入り口となる通路の横には、住宅や店舗などの建物があり、奥まった土地に住宅を建てることになるため、土地を探す際に旗竿地を避ける方も少なくありません。
しかし、旗竿地の購入にはデメリットだけでなく、コストを抑えられるなどのメリットもあるので、それぞれ紹介します。
2.旗竿地のメリット
旗竿地に住宅を建てるメリットは、主に以下の2つです。
- 土地価格が安い
- 通行人の目が気にならない
旗竿地のメリットを理解することで、購入の検討にもなるので、理解しておきましょう。
土地価格が安い
旗竿地は入り口が狭かったり、奥まった土地に家を建てたりとデメリットが注目されがちのため、あまり人気がなく土地価格も安い傾向にあります。土地の片面が道路に面している通常の土地と広さが同じでも、旗竿地の価格が安い場合がほとんどです。
そのため、土地に予算を掛けられない方や建物本体に予算を掛けたいのであれば、旗竿地を選ぶのも一つの方法です。
通行人の目が気にならない
旗竿地であれば、土地の構造上、通行人の目が気になりにくい傾向にあります。
人が通る道路と建物本体との距離が離れているため、通行人に住宅内を見られることもなく、プライバシーが守られやすい土地の形になっています。
また、道路を通行する車の騒音も住宅に届きにくくなるため、静かな環境で生活できるのも旗竿ちのメリットといえるでしょう。
3.旗竿地のデメリット
旗竿地のデメリットには、主に以下の4つのデメリットがあります。
- 建てられる住宅の広さが制限される可能性がある
- 工事費用が増える可能性があ
- 車での出入りがしにくい
- 日当たりが悪い可能性がある
旗竿地を購入する場合には、上記のデメリットを十分に理解した上で、後悔しないようにしましょう。
建てられる住宅の広さが制限される可能性がある
旗竿地の場合、土地の面積の中に通路の面積も含まれているため、建てられる住宅の広さが制限される可能性があります。住宅に庭を作りたいと思っている方であれば、なおさら建物本体は狭くなってしまいます。
ただ、通路を駐車場として活用するなどの工夫により、建物本体を広くできる可能性もあるため、設計士に相談してみるとよいでしょう。
工事費用が増える可能性がある
旗竿地の場合通路が狭いため、小型の重機を用意したり、水道管などの配管の距離が長くなってしまったりするため、住宅の工事費用が増える可能性があります。道路の下に下水道が流れている場合が多く、通路分の排水管も用意しなければなりません。
ただ、メリットでも挙げたように、旗竿地の土地代は安くなるため、トータルで見た場合には大きな差にはならないでしょう。
車での出入りがしにくい
旗竿地の場合には通路が細くなっているため、車での出入りがしにくくなる可能性があります。
十分な広さの通路であれば良いですが、ほとんどの旗竿地が車1台がどうにか通れる幅であり、頻繁に車を使用する家庭であれば、ストレスになりうる可能性があります。もし、車一台分のスペースであれば、他に物を置いたりできないのもデメリットの一つです。
ただ、旗竿地の通路部分を駐車場にして車を出し入れするなどの工夫をすることで、対処は可能です。
日当たりが悪い可能性がある
旗竿地は、周りが住宅やビルで囲まれている場合が多く、日当たりが悪い可能性があります。四方に建物がある旗竿地もよく見かけます。
気になる旗竿地がある場合には、日中の日当たりがどうかを確認しておく必要があるため、時間をずらして見学に行くとよいでしょう。
4.旗竿地を購入する際の注意点
旗竿地のメリットとデメリットを理解して、旗竿地に住宅を建てようとなり、購入を考えた時には、主に以下の2つに注意しましょう。
- 通路部分の幅を確認する
- 追加費用を確認する
上記の2点を理解した上で旗竿地を購入しましょう。
通路部分の幅を確認する
旗竿地の購入を考えたときには、必ず通路の幅を確認しておきましょう。旗竿地の通路の幅を確認する理由は、主に以下の2つです。
- そもそも住宅が建てられない可能性がある
- 工事に必要な重機が通るかどうかを確認する
1.そもそも住宅が建てられない可能性がある
住宅を建てる場合には、道路に面している必要があり、2m以上面していないと家を建てられません。これを「接道義務」といいます。
そのため、旗竿地の土地を購入する前には、道路と接する通路の幅を測定しておきましょう。
自分で正確に測定できそうにない方は、ハウスメーカーに依頼することも可能なので、一度相談してください。住宅を建てるためにも条件があるため、旗竿地を購入する際にはハウスメーカーに相談しておくことをおすすめします。
2.工事に必要な重機が通るかどうかを確認
住宅の工事には、トラックやショベルカーを使用します。旗竿地では通路が狭く、重機が入らない可能性があります。
そんなときには、小型の重機を用意してもらうなどの工夫が必要ですので、ハウスメーカーに相談してください。
追加費用の確認をする
旗竿地に住宅を建てようとする場合には、水道管や電気工事に掛かる費用が追加になる場合があります。下水道や電柱から住宅までの距離が遠くなり、追加工事が必要になるためです。
住宅の見積もりをたててもらう際に、旗竿地にすることでどのくらいの追加費用が発生するのかを、ハウスメーカーに確認しておきましょう。
5.旗竿地を利用した注文住宅の事例を紹介
ここでは、旗竿地にこだわりの注文住宅を建てた事例を紹介します。
この家は旗竿地に建築されており、土地の形状に合わせて、縦長に住宅を設計しています。
3LDKではありますが、外土間と内土間が設計されており、一般的な人数の家庭であれば十分な広さです。また、日当たりが悪くなりやすい旗竿地においても、日光を上手に取り入れる設計になっています。
奥まった土地でも家の形を工夫することで、このように理想の家を建てられます。
こちらはモデルハウスになっているので、いつでも見学が可能です。土日や休日などお好きな日程でご予約していただけますので、お問い合わせください。
6.まとめ
今回は、旗竿地の特徴と購入して、住宅を建てるメリットとデメリットを詳しく解説しました。建てられる住宅の広さに制限があったり、通路が狭くて車の出し入れがしにくかったりとデメリットがあり、人気があまりない旗竿地ですが、価格が安いなどのメリットもあります。
注文住宅の予算が少ないけど、建物本体にお金を掛けたい場合には、旗竿地も候補の一つになるでしょう。
ただ、土地の価格は安いですが、水道管工事や電気工事で追加費用が発生する可能性があることは理解しておかなければなりません。旗竿地の通路の幅によっては、住宅が建てられない場合もあるため、土地を購入する前に、ハウスメーカーに相談しておくことをおすすめします。
注文住宅エソラでも通常の土地だけでなく、旗竿地での建築実績もあるため、一度ご相談ください。
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