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2025.01.09

  • 暮らしの講座

新築住宅に庭を作る際のポイントは?庭を設計する時の考え方を解説

新築住宅を建てる際には、建物本体に合わせて庭の設計も考えなければなりません。

しかし、どのような庭にしたら良いかわからない人も少なくないはずです。庭は、外観を整えるだけでなく、家族で過ごす場所であったり、趣味を楽しめたりする場所として活用できます。

そのため、庭を設計する際には、本記事で紹介するポイントを抑えておかなければ後悔する可能性もあるため、本記事を参考にされてください。

記事の後半では、施工例も紹介しているので、これから新築住宅と庭を設計する予定の方はぜひ最後までご覧ください。

1.庭に必要な要素

庭を設計する際には、庭を構成する要素について理解しておかなければなりません。庭を作る際には、主に以下のような要素があります。

  • ウッドデッキ
  • 花壇
  • 人工芝
  • 花壇
  • フェンス

上記の要素を組み合わせて、目的に応じた理想の庭を作ることが可能です。

例えば、家族で一緒にバーベキューができる庭を作りたいのであれば、ウッドデッキや人工芝を組み合わせて設計します。

理想的な庭を実現するためには、まずどのような空間を作りたいのかを事前にイメージし、それに合わせた要素を選定することが欠かせません。

 

2.庭を設計する際のポイント

新築住宅にぴったりの庭を作るには、以下のポイントを抑えて設計する必要があります。

庭を設計する際のポイント
  • 庭の使い道を明確にする
  • 使用する素材を選定する
  • 予算を検討する
  • メンテナンス性を考慮する

それぞれのポイントを詳しく解説します。

庭の使い道を明確にする

庭をデザインする際には、最初に庭の使い方をしっかりと考えることが大切です。庭の用途を考えておかなければ、必要な資材や予算を適切に見積もるのが難しくなってしまうためです。

例えば、庭に家庭菜園ができるような畑を作りたい場合には、畑用の土や道具を保管する物置などの購入を考える必要があります。

用途によって予算や必要な材料は大きく異なってくるため、家族でどのような庭にしたいかを話し合っておくと、計画がスムーズに進むでしょう。

使用する素材を選定する

庭のデザインを決める際には、まず庭の使い方を考えたうえで、続いてどのような素材を使うかを考えます。

例えば、子供と遊べる庭を作りたい場合には、人工芝であったり、ウッドテーブル、砂場であったりなどを使うことになります。

素材を選定することで、より理想の庭が具体的に想像できるようになるため、設計を考える際には素材についても細かく考えておくのも重要です。

予算を検討する

庭の設計を進める際には、予算も十分に考慮しておく必要があります。

新築住宅と同時に庭を作る場合、建物本体の予算に加えて庭の予算も加わるため、慎重に予算を考える必要があります。庭にこだわり過ぎると、建物に使える予算が減ってしまうため、どちらに重きをおくかは重要です。

そのため、庭の予算だけを考えるのでなく、建物本体の予算と組み合わせて考慮しておきましょう。

メンテナンス性を考慮する

庭をデザインする際には、メンテナンスの手間も十分に考慮しておく必要があります。

綺麗な花壇や家庭菜園ができる庭を設置したにも関わらず、日頃のメンテナンスに時間をかけられなければ、理想の庭を維持できなくなってしまいます。

また、天然芝や土の地面がある庭にした場合には、雑草の除去などのメンテナンスも必要となってくるため、その時間が取れるかどうかも庭を作る際には考慮しておかなければならないポイントとなります。

 

3.ハウスメーカーか外構業者か?庭の施工業者選び

新築住宅で庭を作る際には、施工を依頼する業者についても考えておく必要があります。庭の施工を依頼する際の方法は主に以下の2つがあります。

庭の施工
  • 新築住宅建築を依頼した住宅会社に依頼
  • 新築住宅完成後に外構業者に自分で依頼

それぞれの方法について、特徴を簡単に解説します。

新築住宅建築を依頼した住宅会社に依頼

庭を作る際には、新築住宅の建築を依頼した住宅会社に外構の工事も依頼することができます。ただ、住宅会社が施工するのではなく、住宅会社が提携している外構業者が施工する場合がほとんどです。

住宅会社に庭の施工を依頼するメリットとしては、庭に掛かるコストの支払いも建物と一緒に支払えることと、住宅のデザインにぴったり合った庭を設計できる点があります。

特に、住宅の設計と並行して庭を設計できるのは大きなメリットであり、満足のいく庭が作りやすくなります。また、庭も完成した状態で新居に入居できるのもメリットといえるでしょう。

ただ、住宅会社と提携している外構業者との相性が合わない可能性があるのが懸念点です。

新築住宅完成後に外構業者に自分で依頼

庭の施工は、住宅完成後に自分で外構業者に依頼する方法もあります。

自分で外構業者に依頼するメリットとしては、自分の好みに合ったデザインの施工が得意な業者に依頼できることと、住宅完成後のため、打ち合わせもゆっくりできることです。

自分で外構業者に依頼するデメリットは、住宅完成後に庭の施工が始まるため、住宅全体の完成に時間が掛かることです。

 

4.新築住宅における庭の施工例

新しく住宅を建てて庭を作ろうと考えている方は、具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。そこで、今回は庭の施工例を3つご紹介します。

これらの例を参考にして、自分の理想に合った庭をデザインしてください。

緑を意識した庭

画像の住宅の庭は、道路側を駐車場スペースにして、玄関へのアプローチ部分と住宅の目の前に植木を並べることで、緑を意識した庭になっています。

駐車場の横から住宅の前まで植木を綺麗に並べることで、緑が増えるだけでなく、プライバシーの保護にも役に立ちます。

植木を植える場合には、成長して大きくなった後のイメージを考えておかないとメンテナンスが面倒になる場合もあるため、注意が必要です。

上記の住宅について詳しく知りたい方は、以下からご覧ください。

関連ページ:料理を中心に集う家

人工芝を使った庭

上記画像の庭は、玄関へのアプローチの横に人工芝を敷き詰めて、シンプルな庭にしています。

人工芝はクッションにもなるため、子供が遊ぶ場所になったり、ペットが走り回ったりできる庭を作れます。

天然芝になると、季節によって色が変わってしまったり、手入れが大変になったりするため、人工芝がおすすめです。

上記の住宅を詳しく知りたい方は以下からご覧ください。

関連ページ:高台の家

周りの環境を活かした庭

上記画像の住宅の庭は、玄関アプローチと庭の一部のウッドデッキが一体となっています。

ウッドデッキを設置した横には、元は庭として使用していた部分の緑をそのまま活用して、緑が豊かな庭になっています。

2階からも住宅横の緑を眺められるため、より自然を感じられる庭になっています。

ウッドデッキにテーブルなどを置き、自然を楽しみながらゆっくりできるのもおすすめポイントです。

上記住宅を詳しく知りたい方は、以下のページからご覧ください。

関連ページ:杜の家

 

5.まとめ

今回は、新築住宅における庭の設計に関する重要な要素やポイント、依頼先などについて詳しく解説しました。

新築住宅の庭を計画する際は、まず庭の使い方を決めることが大切です。用途がわからないと、必要な素材やコストがわからないためです。

また、施工を誰に依頼するかによっても完成する庭は大きく変わる可能性があります。住宅会社であれば、建物本体のデザインと同時に庭の設計も行えるため、綺麗な外観を作りやすくなるでしょう。

注文住宅のエソラでも、建物本体のデザインから庭の設計まで、依頼に応じた住宅を提供できます。庭にこだわった住宅も建てた実績もあるため、気になる方はぜひ一度ご連絡ください。