BLOG

2023.01.16

  • 暮らしの講座

気密性の高い家のメリットとは?快適な家にするためのチェックポイントを紹介

新しい家を建てる際には、デザインや間取りに注視しがちですが、快適な住環境を実現したいのであれば、機能性も重要です。

その中でも、気密性は外気から遮断するためにも必要な機能性の一つです。

そこで、本記事では家における気密性について詳しく解説するとともに、気密性が高い家に住むメリットを紹介します。

記事の後半では、家における気密性を確認する方法を詳しく解説するので最後までご覧ください。

 

注文住宅に住みやすさを求めている方へ


  • 心地よい室温で1年中快適
  • 高い冷暖房効率で、お財布にも優しい
  • 夏はカラッと涼しく、冬はしっとり暖かい

注文住宅のエソラでは、室温と湿度をコントロールする「全熱交換型換気システム」が業界最高水準。ダニの発生や冬場の感想を抑え、1年中快適な生活を送れます。
詳しくはサービスページをご覧ください。

サービスページを見る>>>

 

1.住宅における気密性とは?

住宅における気密性とは、家の隙間をどれくらい減らせているかを示すものです。気密性が高い家とは、隙間が少ない状態で、外気が侵入しにくく、室温も影響しづらい住宅です。

しかし、気密性が低い家であれば、隙間が多くなり、外気が侵入し、気温も影響を受けてしまいます。

さらに、気温の影響を受けるだけでなく、結露やカビが発生しやすくなったり、外気の汚染物質が家に侵入しやすくなったりとデメリットばかりです。

家の気密性は、住みやすい環境を作るだけでなく、家族の健康を守るためにも重要な機能の一つであることは覚えておきましょう。

 

気密性を表す「C値」とは

家の気密性を表す際には「C値」と呼ばれる隙間相当面積が、以下の計算式で数値化されます。

家の隙間の合計(c㎡)÷延床面積(㎡)=C値

C値では建物全体にある隙間の合計を数値化されており、2.0であれば200c㎡です。200c㎡は、ハガキが1.3枚程度の大きさです。

以前であれば、北海道であればC値2.0以下、他の地域は5.0以下と設定されていましたが、現在は制限がなくできるだけ低い値が良いとされています。

C値が少ないほど高気密の家であることを証明できます。しかし、C値を算出するためには、専門家に依頼する必要があり、費用も発生することは覚えておきましょう。

 

2.気密性の高い家に住むメリット

断熱 メリット

気密性が高い家に住むメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

気密性が高い家に住むメリット
  • 外気に室温が左右されにくい
  • 遮音性が上がる
  • ヒートショックや熱中症の予防

それぞれのメリットを詳しく解説します。

1.外気に室温が左右されにくい

気密性が高い家であれば、隙間が少ないため、外気の影響を受けにくいメリットがあります。

外気の影響を受けなければ、もし寒い冬でも暑い夏でも室温は一定に保ちやすくなり、快適な家を実現できます。

そのため、冷暖房の効率が上昇するため、エアコンの電気代も抑えられます。

隙間があれば、外気が侵入しやすいため、室温だけでなく、汚染物質なども侵入してしまうため、気密性は快適な住環境を実現するためにも重要です。

2.遮音性が上がる

気密性が高い家であれば、隙間が少ないため、遮音性が上がります。

特に、住宅の近くに大きな道路があったり、人が集まる公園や学校があれば、遮音性は重要です。

高気密の家であれば、隙間から音が入り込みにくいため、昼も夜も静かな環境で生活ができるでしょう。

3.ヒートショックや熱中症の予防

気密性が高い家であれば、室温を一定に保ちやすくなるため、部屋ごとの気温差が少なくなります。

例えば寒い冬であれば、浴室と脱衣所の気温差によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こるヒートショックの発生率が上がります。しかし、気密性が高いと室温も一定に保てるため、浴室が寒くなりすぎず、ヒートショックを予防できます。

反対に、暑い夏であれば、室内の気温の急激な上昇により熱中症を起こすリスクがありますが、気密性が高いと室内の気温が上がりにくくなるため、熱中症の予防にもなります。

このように、気密性が高いと気温の影響が少なくなるメリットだけでなく、家族の健康にも良い影響を与えてくれます。

 

3.高気密な家には「換気」が重要

快適な住環境を実現するためには、高気密であるだけでなく、換気と組み合わせる必要があります。

高気密であれば、外気から遮断できるメリットがありますが、気密性が高くなると、室内の空気がこもってしまうからです。

換気が悪いと以下のようなデメリットがあります。

換気が良くない高気密な家のデメリット
  • ホコリや汚染物質が家の中に溜まる
  • 汚れた空気が部屋に溜まる
  • 結露やカビが発生する

高気密は、外気から遮断できるかわりに、室内の空気が留まるため、定期的な換気で空気を入れ替える必要がありますが、人の手で換気していては間に合いません。

そこで、住宅では換気システムを導入する必要があります。

換気システムにもさまざまな種類がありますが、その中でも全熱交換型換気システムがおすすめです。

全熱交換型換気システムであれば、機械を使い自動で換気してくれるだけでなく、空気の温度や湿度までも調節して換気してくれます。

エソラでは、高気密な家をご提供できるだけでなく、標準装備で全熱交換型換気システムを採用しております。

全熱交換型換気システム

全熱交換型換気システムの仕組み

高気密と全熱交換型換気システムを組み合わせることで、より快適な住環境を実現できるので、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。

 

4.気密性が高く快適な家を建てるためのチェックポイント

気密性が高い家を建てる際には、以下の3つのチェックポイントがあります。

気密性の高い快適な家をつくるポイント
  1. ​​Q値・UA値を確認する
  2. C値を確認する
  3. 住宅会社の実績を確認する

それぞれのチェックポイントを簡単に解説します。

1.Q値・UA値を確認する

Q値とは「熱損失係数」と呼ばれ、建物からの熱の逃げにくさを数値で表しています。住宅の熱がどのくらい外に逃げ出すかを算出することで、住宅の断熱性能を数値化します。

外気と室内の温度差が1℃の時に、1時間に逃げ出す熱量を算出します。1.6W/㎡K以下であれば高断熱と判断できますが、現在はあまり使われず、UA値が主に使用されています。

UA値とは「外皮平均熱貫流率」といい、Q値と同様にどのくらいの熱量が家の外に逃げるかを数値で表します。

UA値が低いほど断熱性能が高いといえます。UA値の基準は、地域ごとに分かれており、北海道で0.46W/㎡・kで、東北地方は0.56W/㎡・kです。

エソラでは、北海道の基準に合わせた0.46W/㎡・kを実現しており、高断熱の住宅を提供しています。

2.C値を確認する

高気密の住宅を建てられるかどうかは、C値を確認する方法が一般的です。

C値は住宅会社によっては算出していない場合があり、建てた住宅のC値を算出したい場合には別途費用が発生する可能性があります。

ただ、実際に建てた住宅のC値を算出して、悪い数値が出たとしても、やり直しは効かないため、住宅会社の実績を確認しましょう。

3.住宅会社の実績を確認する

UA値やC値の実測値は住宅を建てた後でしか算出できないため、これから高気密の家を建てたいのであれば、住宅会社の実績を十分に確認しましょう。

ほとんどの住宅会社では、今まで建築してきた住宅の実績があるので、見積りの際に見せてもらうと確実です。

エソラの住宅性能は、C値が0.29〜0.59、UA値が0.46の高気密、高断熱の住宅を提供しているので、快適な家を建てたい方は一度お問い合わせください。

 

5.まとめ

今回は、家における気密性の詳細とメリット、住宅を建てる際のチェックポイントを解説しました。

気密性が高い家は、外気と室内を遮断できるため、室温を一定に保ったり、遮音性を上げたり、家族の健康を守ってくれたりとメリットばかりです。

しかし、気密性が高いだけでは、快適な住環境を実現できるわけではなく、換気や断熱性と合わせて確認する必要があります。

住宅を建てる際には、UA値やC値を住宅会社の実績から確認しましょう。UA値やC値は住宅を建てた後にしか確認できず、やり直しが効かないためです。

エソラでは、UA値やC値の実績を提示しているため、安心して高気密、高断熱の住宅を建てられます。興味がある方はお問い合わせください。

 

注文住宅に住みやすさを求めている方へ


  • 心地よい室温で1年中快適
  • 高い冷暖房効率で、お財布にも優しい
  • 夏はカラッと涼しく、冬はしっとり暖かい

注文住宅のエソラでは、室温と湿度をコントロールする「全熱交換型換気システム」が業界最高水準。ダニの発生や冬場の感想を抑え、1年中快適な生活を送れます。
詳しくはサービスページをご覧ください。

サービスページを見る>>>