2025.03.07
子育てグリーン住宅支援事業とは?2025年も省エネ住宅への補助金が継続

新築住宅を建てる際には、国が打ち出している政策の中にある補助金や助成金の制度を活用しなければ大きな損失となってしまいます。
2023年、2024年に建てられた省エネ住宅には、大型補助金制度が適応となっていましたが、2025年も同様の支援が継続されることが決定しました。
省エネ住宅に対する補助金は複数ありますが、今回は、大型補助金制度の中でも子育てグリーン住宅支援事業について詳しく解説します。
新築住宅は、子育て世代が建てる場合が多いことから、子育てグリーン住宅支援事業の内容を理解し、うまく活用できるようにしておくと安心です。
記事の後半では、申請できる期間や申請する方法についても詳しく解説しているので、今後、制度を利用して新築住宅を建てようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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1.子育てグリーン住宅支援事業とは
国が掲げる「2050年カーボンニュートラル」の実現を目指し、新築住宅を建設する子育て世帯を支援するために設けられた制度です。
子育て世代や若者世代は、高騰するエネルギー価格や物価の影響を受けやすく、省エネ住宅にあたるZEH住宅などの価格が高い住宅を建てにくい状況にあります。
そのため、新たに住宅を建てる際やリフォームを対象に、補助金を支給することで負担を軽減するのが「子育てグリーン住宅支援事業」です。
この制度は、省エネ住宅に対する大型補助金である「住宅省エネ2025キャンペーン」のうちの一つであり、他には以下の3つがあります。
- 先進的窓リノベ2025事業
- 給湯省エネ2025事業
- 賃貸集合給湯省エネ2025事業
「住宅省エネ2025キャンペーン」は、2023年から始まった「住宅省エネキャンペーン」の継承事業であり、非常に人気のある事業のため、これから住宅を建てようと考えている方は、早めの申請を検討することをおすすめします。
2.対象者
子育てグリーン住宅支援事業の対象者は、新たに取得する住宅の性能により対象が異なります。
対象者 |
|
リフォーム |
全世帯(指定の改修工事を2種類以上施工) |
GX志向型住宅(50㎡以上240㎡以下の住宅) |
全世帯 |
長期優良住宅及びZEH水準住宅(50㎡以上240㎡以下の住宅) |
子育て世代及び若者世代 |
リフォームの場合には、全世帯が対象となりますが、注文住宅や分譲住宅の購入の場合には、住宅の性能で対象が分けられています。
注文住宅や分譲住宅の購入の場合、GX志向型住宅であれば、全世帯が対象となります。
GX志向型住宅とは、ZEH水準住宅よりも高い省エネ基準をクリアした住宅を指し、脱炭素志向型住宅とも呼びます。ZEH水準住宅は、エネルギー代をゼロにするための住宅である一方で、GX志向型住宅は、エネルギー代をゼロにするだけでなく、さらに環境にも優しい住宅を目指して作られた住宅です。
GX志向型住宅を購入する場合は、世帯を問わずすべての家庭が補助の対象になります。一方で、長期優良住宅やZEH水準住宅の場合には、子育て世帯または若者世帯のみが対象となります。
子育て世帯とは、申請時点で18歳未満の子どもがいる家庭のことを指し、若者世帯は、夫婦のどちらかが39歳以下の家庭を指します。
なお、購入する住宅の床面積は、50㎡以上240㎡以下の住宅に限られるため、注意が必要です。
3.補助金額
補助金の金額は、住宅の性能により異なります。
補助対象 |
補助金額 |
リフォーム |
上限60万円 |
GX志向型住宅 |
160万円/戸 |
長期優良住宅 |
80万円/戸 |
ZEH水準住宅 |
40万円/戸 |
リフォームの場合には、以下の3つの必須工事をすべて実施すると、最大60万円の補助が受けられます。
- 窓やドアなど開口部の断熱改修
- 外壁や屋根など躯体の断熱強化
- 省エネ性能の高い住宅設備の導入
必須工事のうち2つを実施した場合、補助金が上限40万円になります。
長期優良住宅とZEH水準住宅の場合には、住宅を建てる前に古家があり、取り壊して住宅を新たに建築する際には、1戸あたり20万円の追加補助が受けられます。
GX志向型住宅の補助額は、他の住宅と比較して2倍以上と高く設定されており、より優れた省エネ性能を持つ住宅の普及を国が推奨していることがうかがえます。
4.申請期間
この制度の申請は、予算が上限に達するまで、もしくは2025年12月31日まで受け付けられます。予算はリフォームと新築する住宅の性能により異なります。
予算 |
|
リフォーム |
400億円 |
GX志向型住宅 |
500億円 |
長期優良住宅・ZEH水準住宅 |
1350億円 |
GX志向型住宅の補助金額は高いですが、予算は少ないため、上限に達するまでの期間が短い可能性があるので、早めの申請が必須となります。
リフォームや新築住宅の着工対象期間は2024年11月22日以降となっているため、これから工事を始める場合も補助の対象となります。
また、子育てグリーン住宅支援事業のホームページによると交付申請の受付開始は2025年3月下旬とされていますが、今後変更の可能性もあるため随時ホームページを確認しておくと良いでしょう。
5.申請方法
申請する場合には、登録事業者に依頼しなければなりません。
補助対象事業 |
契約の種類 |
登録事業者 |
注文住宅の新築 |
工事請負契約 |
建築事業者 |
新築分譲住宅の購入 |
不動産売買契約 |
販売事業者 |
賃貸住宅の新築 |
工事請負契約 |
建築事業者 |
子育てグリーン住宅支援事業は、建築会社や不動産会社が申請をする必要がありますが、事前に事務局に登録された業者でなければ補助金を申請できないため、建築や購入を依頼する際には、登録事業者かどうかの確認は必要です。
特に注文住宅を依頼する際には、打ち合わせや契約を行う前に登録しているかを確認しておきましょう。
6.まとめ
今回は、子育てグリーン住宅支援事業の概要や補助金額、申請方法について詳しく解説しました。
この制度は、「住宅省エネ2025キャンペーン」のうちの一つであり、省エネ性能の高い住宅の建築を推奨する国の補助金制度です。
補助の対象となるのは、省エネ住宅にするためのリフォームやGX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅の建築・購入などです。長期優良住宅やZEH水準住宅で補助金を受ける場合には、子育て世代や若者世帯でなければならないため注意が必要です。
また、この事業は予算に到達すると打ち切られてしまうため、できるだけ早めに住宅の取得を検討して、申請する必要があります。
さらに、申請を行う際には、登録事業者として事務局に登録した住宅会社や不動産会社でなければなりません。そのため、契約を行う前に必ず登録事業者であるかを確認しておきましょう。
注文住宅のエソラは、子育てグリーン住宅支援事業に登録済みの事業者であり、2025年3月の交付申請前から受付可能です。
補助金を活用して新築住宅を建てたいとお考えの方は、ぜひ一度注文住宅のエソラへご相談ください。