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2024.09.17

  • 暮らしの講座

台風に強い家を作るためのポイントは? いざという時に安心して生活できる住宅を作る

近年は、温暖化の影響もあり、台風の勢力が強くなったり、線状降水帯が頻繁に発生したりして災害を受けるリスクが上がっている現状があります。

台風や線状降水帯は、強風により住宅を傷つけたり、大雨により浸水したりする可能性があるため、住宅を建てる時点で、台風や大雨にも強い設計にするのも災害に対する備えの一つです。

そこで、本記事では、台風の際に被害を受けにくい強い家を作るためにできるポイントを詳しく解説します。

記事の後半では、家を建てる前にできる台風に対する備えについても解説しているので、これから住宅を建てようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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1.台風に強い家とは?

台風に強い家とは、台風による強風や大雨に耐えられる家を指します。ポイントとしては、以下の4つが挙げられます。

台風に強い家のポイント
  • 強風が吹いても住宅に損傷がない
  • 大雨が降っても影響を受けない
  • 浸水しにくい
  • 物が飛んできても損傷しにくい

台風が起きた時には、強風が最も住宅に影響を与えます。強い風により、屋根が飛んだり、物が飛んできて壁や窓が損傷したりするためです。

また、風と一緒に雨が降り続けることで、損傷した屋根から雨漏りがしたり、道路が冠水して、住宅を浸水したりします。

台風に強い家は、風が吹いても、大雨が降っても安心して生活できる家を指します。台風に強い家を作るためには、住宅本体の設計だけでなく、家を建てる場所も重要になります。

 

2.台風に強い家を作るためのポイント

台風に強い家を作るためには、設計の段階で以下の5つのポイントに着目しておく必要があります。

台風に強い家を作るためのポイント
  • 屋根材の選び方
  • ガラスの選び方
  • 気密性を高める
  • シャッターを設置する
  • 防水性の高い外壁にする

それぞれのポイントを詳しく解説するので、これから住宅の設計をする方は参考にされてください。

屋根材の選び方

台風に強い家を作るためには、屋根の選び方が重要です。屋根の選び方を間違えてしまうと、台風による強風で屋根が飛んでしまったり、屋根が傷ついて雨漏りの原因になってしまったりする可能性があるためです。

一般家庭に使用される屋根には主に以下の3つがあります。

  • 瓦屋根
  • スレート屋根
  • ガルバリウム鋼板

上記3つの中でも台風に強いのは、ガルバリウム鋼板と言われています。ガルバリウム鋼板は風に強いだけでなく、コストも安く、耐久性も高いという特徴があります。

瓦屋根は、固定の方法により台風の風対策は可能ですが、物が飛んできて割れてしまう可能性があったり、コストが高くなったりするデメリットがあります。

スレート屋根は、粘土素材を使用した屋根材ですが、物が飛んでくると割れてしまう可能性が高いため、台風に備えた家には適していないといえるでしょう。

台風対策だけを考えるとガルバリウム鋼板がおすすめですが、デザインやコストと相談しながら屋根材を選ぶようにしましょう。

ガラスの選び方

台風に強い家を作る際には、ガラスの選び方も重要です。一般的な住宅に使われるガラスは以下の4つがあります。

  • 一枚ガラス
  • ペアガラス
  • 強化複層ガラス
  • 防犯複層ガラス

上記4つの中でも、最も台風に強いガラスは防犯複層ガラスです。防犯複層ガラスは、複数のガラスの間に特殊な膜や板が入っており、外部から物が飛んできてもガラスが飛び散ることはなく、住宅内に雨や風が入るのも防いでくれます。防犯にもなるので安心ですが、他のガラスと比べるとコストが掛かります。

最も台風に適していないのは、一枚ガラスのペアガラスです。ペアガラスは2枚のガラスを使用しているから強いように思われがちですが、ただのガラスのため、物が飛んできたら2枚とも簡単に割れてしまいます。

強化複層ガラスや防犯複層ガラスは、コストが高くはなりますが、台風に強いだけでなく、断熱性能も高いため、採用することをおすすめします。

気密性を高める

台風に強い家を設計するためには、気密性を高める必要があります。

気密性が低い設計になると、隙間が多い家になってしまうため、台風による風や雨が侵入してしまいます。

風が住宅内に入ってしまうと、屋根が吹き飛んでしまう可能性があるため、気密性は住宅を建てる上で非常に重要な項目の一つです。

住宅の気密性に関しては別記事「気密性の高い家のメリットとは?快適な家にするためのチェックポイントを紹介」で解説しているので参考にされてください。

シャッターを設置する

台風に強い家を作る際には、窓やドアにシャッターを設置すると効果的です。

台風の被害で多いのは、外部から物が飛んできて、窓ガラスが割れてしまい、雨風が住宅内に侵入してしまう被害です。そのため、窓ガラスを強化するか、外にシャッターを設置する方法が効果的です。

設置時にコストは発生しますが、毎年発生する台風に対して、最も簡単な対策になるため、シャッターの設置はおすすめです。

防水性の高い外壁にする

台風に強い家を作る際には、防水性の高い外壁にするのも対策の一つです。

一般的には、外壁に防水性の高い塗料を塗って防水を図ります。そのため、住宅を建てる際には、外壁に防水の塗料が施工されているかを十分に確認しておきましょう。

塗料を塗る以外にも、外壁にタイルを用いると防水性の高い外壁になるため、検討しても良いかもしれません。

 

3.家の形や構造によって台風に強くなる

台風に強い家を作る際には、構造や形に着目するのも方法の一つです。台風に強い家の形や構造は、主に以下の2つがあります。

台風に強い家の形や構造
  • 家の形を四角形にする
  • RC構造にする

それぞれの方法について、詳しく解説します。

家の形を四角形にする

家の形を四角形にすると、風の影響を受けにくい住宅になります。

住宅の形が複雑で凹凸があると、風の影響を受ける場所が限られてしまい、損傷の原因となってしまいます。

家の形を綺麗な四角形にすると、風の影響を四方で均等に受けられるため、影響を軽減できます。

RC構造にする

RC構造とは、鉄筋コンクリートを用いた構造を指します。

木製住宅とは違い、鉄筋コンクリートを採用すると、建物自体は風の影響を全く受けないため、強い風が吹いても安心です。

台風が頻繁に通る沖縄などは、鉄筋コンクリートを採用した住宅を建てている場合がほとんどです。

 

4.家を建てる前に台風を想定しておく

台風に強い住宅を建てるのも重要ですが、家を建てる場所も着目しておきたいポイントです。

住宅を建てる場所が、河川や海の近くで、冠水する可能性があれば、どんなに風や雨に強い住宅を建てたとしても、被害が大きくなってしまうためです。

そのため、事前にハザードマップを確認しておきましょう。ハザードマップは、市町村のホームページで確認できる場合がほとんどですので、住宅を建てる土地を探す時点で必ず確認しておくようにしましょう。

 

5.まとめ

今回は、台風に強い家を建てるためのポイントを詳しく解説しました。

台風が住んでいる地域を直撃すると、強い風や大雨により、物が飛んできて住宅が損傷したり、浸水したりする可能性があります。

そのため、風や雨が入りにくい設備を整えたり、住宅を建てる土地を事前に調査したりする必要があります。

特に、台風の際には風が強く吹くため、窓ガラスや気密性への配慮が重要なポイントです。台風に強い家を建てると、断熱性が高い家にもなるので、快適な住環境となるでしょう。

また、住宅を建てる際にはハザードマップを確認し、台風の際に被害が出やすいかどうかを事前に確認しておきましょう。

注文住宅のエソラでは、台風に強い家を建てるためのアイデアを提案しつつ、デザイン性にも優れた住宅を提供しています。興味がある方は、一度ご連絡ください。

 

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