2024.04.29
住宅の換気システムの性能で花粉症やアレルギーは緩和できる。換気システムの重要性を解説
花粉症やアレルギーに悩んでいる人は多く、できるだけ症状を緩和したいと考えている人は少なくないでしょう。
アレルギーの原因は、ダニの死骸やハウスダストと言われており、住宅内の環境が影響しています。また、花粉症は花粉が体内に蓄積されて発症します。
住宅内の環境をダニが繁殖しにくく、常時換気ができる状況にしておくことで花粉症やアレルギーを緩和できる可能性があります。
そこで本記事では、花粉症やアレルギーの原因について解説しつつ、住宅の環境をどのように整備すると症状を緩和できるかについて解説します。
花粉症やアレルギーを緩和する換気システムについても紹介しているので、これから住宅を建てようと考えている方は参考にされてください。
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- 冷暖房効率が高く、お財布にも優しい
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エソラの注文住宅では、業界最高水準の「全熱交換型換気システム」を採用し、1年を通して快適な住環境を提供します。
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▼目次
1.アレルギーや喘息の原因はダニやハウスダスト
2.ダニが活性化する環境は湿度60%以上
3.湿度を管理し、換気することで花粉症やアレルギーを予防できる
4.全熱交換型換気システムは湿度まで管理できる
5.換気システムが良い家で花粉症やアレルギーを予防する方法
6.まとめ
1.アレルギーや喘息の原因はダニやハウスダスト
アレルギーの主な原因は次の4つといわれています。
- ダニ・カビ
- 花粉
- 金属
- 化学物質
上記の中でも、アレルギーの原因の70〜80%はダニによるものといわれています。また、ハウスダストは喘息やアトピー性皮膚炎の原因ともいわれており、その中にはダニの死骸やフン、カビの胞子などが含まれています。
一日の中で過ごす時間の長い住宅の中でダニやカビが発生し続けると、アレルギーや喘息を発症する可能性が高くなるでしょう。
特に小さい子供がいる環境でダニやカビが多い状況が続くと、アレルギーだけでなく、気管支喘息やアレルギー性結膜炎などの症状が起こりやすくなるとも言われています。
2.ダニが活性化する環境は湿度60%以上
日本は湿度が高い環境にあり、特に夏場になると湿度が70%を超えてしまいます。
アレルギーや喘息の原因となるダニは、繁殖しやすい環境が湿度60%以上といわれています。アレルギーの原因になるダニを繁殖させないためには、住宅の中の湿度を50%以下に保ち、死滅させる必要があります。
しかし、ダニの死骸もハウスダストとなり、気管支喘息の原因ともなるため、定期的な掃除が欠かせないことは理解しておかなければなりません。
3.湿度を管理し、換気することで花粉症やアレルギーを予防できる
アレルギーの原因となるダニは、湿度が高い環境を好み、湿度が高い状態が続くと繁殖しやすくなります。湿度が高い状態が続くとダニが繁殖し続けるため、アレルギーを発症しやすくなります。
ダニを繁殖させないためには、住宅内の湿度を管理し、ダニが活性化しにくい環境を作らなければなりません。
住宅内の湿度を管理する方法には、主に以下のような方法があります。
- エアコンの除湿機能や除湿機を使う
- 扇風機やサーキュレーターで室内の空気を循環させる
- 適切な換気を行う
- 無垢などの自然素材を使用する
- 湿度を管理できる換気システムを採用する
エアコンの中には、除湿機能を搭載したものが販売されています。ただ、エアコンで除湿しようと思うと、湿度の高い夏場では常時エアコンを稼働させないといけないため、電気代が高くなります。除湿機や扇風機、サーキュレーターも同様に常時稼働させておくわけにはいきません。
そのため、住宅を建てる前に湿度を調整できる環境を作っておく必要があります。無垢などの自然素材を使用したり、湿度を管理できる換気システムを採用したりすることで、湿度を調整できる環境が作れます。
また、花粉症を予防するためには、換気が重要になります。ただ、窓を開けて換気をするだけでは、花粉やPM2.5などの有害物質が室内に侵入するため逆効果です。
外気に含まれている花粉やPM2.5などの有害物質の侵入を防ぎつつ、常時換気できる環境を作るためには、適切な換気システムを採用する必要があります。
適切な湿度を保ちつつ、外気の有害物質を除去しながら換気をするためには、住宅の換気システムを慎重に選ぶ必要があります。
4.全熱交換型換気システムは湿度まで管理できる
注文住宅のエソラでは、湿度を調整しながら換気ができる全熱交換型換気システムを採用しています。
全熱交換型換気システムは、以下の図のように外気の温度と湿度を換気システムにより変換し、住宅内の温度や湿度を一定に保ちます。
通常の換気システムでは、熱交換だけが付帯している場合がほとんどですが、全熱交換型換気システムは湿度まで調整してくれます。
特に日本の夏は湿度が高いため、室内の湿度を調整しなければカビやダニが発生するだけでなく、過ごしにくい環境となってしまいます。
全熱交換型換気システムについては、別記事「全熱交換型換気システムとは?メリットとデメリット、換気システムの種類を解説」で詳しく解説しているので、気になる方は参考にされてください。
また、注文住宅のエソラの全熱交換型換気システムは、床下にダクトを設置するため、排気口が床に設置されています。
排気口を床に設置するため、床面に溜まったホコリやダニの死骸などを含むハウスダストや花粉を効率的に排気してくれます。
一般的な換気システムであれば、天井面や壁面に排気口があるため、床に溜まったホコリやハウスダストが排気されにくい状態です。
また、床面に排気口があれば、背が低い人でも簡単にメンテナンスができるメリットもあります。
5.換気システムが良い家で花粉症やアレルギーを予防する方法
どんなに換気システムが良い家に住んでいても、生活の様式によっては、花粉症やアレルギーになってしまう可能性があります。
そのため、以下の2つに注意しながら生活すると換気システムが良い家で花粉症やアレルギーを予防できる可能性が上がります。
- 部屋干しにする
- 窓を開けての換気はしない
それぞれの予防法について詳しく解説します。
部屋干しにする
全熱交換型換気システムなどの良い換気システムを採用している場合には、布団や洗濯物は部屋干しがおすすめです。布団や洋服を外に干してしまうと、花粉やPM2.5などの有害物質が付着し、室内に侵入してしまうためです。
全熱交換型換気システムなどは、効率的に換気しながらも花粉やPM2.5などの有害物質の侵入を防いでくれますが、洗濯物などに付着した物質は防げないため、部屋干しにより対応した方が良いでしょう。
窓を開けての換気はしない
全熱交換型換気システムなどの換気システムは、部屋のドアや窓を締め切った状態でも効率良く換気できるように、空気の流れを事前に計算して排気口が配置されています。
そのため、窓を開けて換気をしようとしてしまうと、反対に住宅全体の換気効率は落ちてしまいます。その結果、住宅の中のハウスダストや花粉が外に出にくくなったり、外からPM2.5などの有害物質が侵入したりします。
窓を開けて換気をしたくなる場合もあるかもしれませんが、全熱交換型換気システムなどの良い換気システムを採用している場合には、可能な限り窓を開けての換気はしないようにしましょう。
6.まとめ
今回は、アレルギーや花粉症は住宅の換気システムにより症状が緩和されることについて、その原因や対策方法について解説しました。
喘息やアレルギーは、幼児から20代までの若い人で発症しやすく、特に小さい赤ちゃんがいる家庭では対策が必要になります。アレルギーや花粉症を予防するためにも、これから住宅を建てようと考えている方は、換気システムについても十分に検討しておく必要があります。
注文住宅のエソラでは、効率的に換気が可能で、外気からの有害物質の侵入を防ぎつつ、室内の温度や湿度を調整してくれる換気システムである全熱交換型換気システムを採用しています。
アレルギーや花粉症を予防するために排気口の位置なども工夫しているので、これから住宅を建てようと考えている方はご相談ください。
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