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2023.03.31

  • 暮らしの講座

【失敗しない】新築一戸建てのお風呂の選び方と注意点を解説

風呂 新築

新築一戸建てを建てる際には、デザインや間取りだけでなく、お風呂やキッチンなどの設備や機能性も重要です。

その中でもお風呂は毎日使う場所であり、日々の疲れを癒すために欠かせない設備の一つです。新築住宅を建てた後では、お風呂の設備は簡単に変えることはできないため、設計の時点で十分に検討しなければなりません。

そこで、本記事では新築一戸建てにおけるお風呂の種類や特徴を解説します。

記事の後半では、新築一戸建てのお風呂選びで失敗しないためのポイントについても解説しているので、これから家を建てようと考えている方は、最後までご覧ください。

 

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1.新築で選べるお風呂の種類

新築一戸建てのお風呂に設置する種類は、主に以下の3つがあります。

新築をオール電化にする注意点
  • ユニットバス
  • ハーフユニットバス
  • オリジナルデザイン

それぞれのお風呂について、特徴やメリットを詳しく解説します。

ユニットバス

風呂 新築

ユニットバスとは、浴槽や洗い場、鏡やシャワーなどの設備が決められた規格で製造されており、それぞれのパーツを組み立てて完成させるお風呂を指します。

ユニットバスの選択するメリットとデメリットについて紹介します。

 

ユニットバスのメリット

ユニットバスを選択するメリットは主に以下の3つです。

ユニットバスのメリット
  • コストが安い
  • 使いやすいデザイン設計になっている
  • 実物を見て決めることができる

ユニットバスは、メーカーの工場で決められた規格で大量生産されているため、コストを抑えることができます。

また、大手のメーカーのユニットバスであれば、今までのユーザーからデータを取り、使用者にとって使いやすいデザインになるように工夫されています。例えば、滑りにくい床材を使用していたり、保温性の高い浴槽にしたり、掃除がしやすかったりが挙げられます。

そのため、ユニットバスを設置してから使いにくいといったトラブルが起きにくいのがメリットです。

さらに、ユニットバスは規格品のため、メーカーの展示場で実物を見たり、実際に触れることができたりするため、イメージとの相違が起きにくいのもメリットです。

特にお風呂にこだわりが無い場合には、ユニットバスを選択しておけば問題ないでしょう。

 

ユニットバスのデメリット

新築一戸建てでユニットバスを選択するデメリットは、主に以下の2つです。

ユニットバスのデメリット
  • デザインや設備を変更しにくい
  • 露天風呂は作れない

ユニットバスでは、メーカーによって決められた形や色から選択するため、特殊なデザインや設備の導入ができないことが大きなデメリットです。メーカーによって規格が決められているため、コストは安いですが、特殊な形の浴槽を導入したり、洗い場だけを大きくしたりなどの変更には対応できません。

また、もし露天風呂を設置する場合には、ユニットバスでは難しいため、オリジナルデザインで設計しなければなりません。

お風呂にこだわりたい場合には、ユニットバスは選択肢から無くなるでしょう。

ハーフユニットバス

風呂 新築

ハーフユニットバスとは、浴槽や洗い場の床、浴室の壁の下半分のみがユニットバスになっているお風呂を指します。

浴槽や洗い場は、決められた規格品を使用し、浴室の上半分の壁や天井、窓は自由に変更できます。浴室の半分をユニットバスを使用するため、ハーフユニットバスと呼ばれています。

 

ハーフユニットバスのメリット

ハーフユニットバスを新築一戸建てに導入するメリットは、主に以下の2つです。

ハーフユニットバスのメリット
  1. ユニットバスよりも変更できる点が多い
  2. 機能性とデザイン性が両立できる

ハーフユニットバスは、ユニットバスと同様に浴槽の形や床材は変更できませんが、壁や天井のデザインは自由に変更できます。

ユニットバスは、浴室全体が一つの商品ですので、自由に変更できませんが、ハーフユニットバスは、浴室の上半分を自由に変更できるので、少しオシャレなお風呂を実現できます。

そのため、ユニットバスの機能性を使用しながら、デザインにもこだわることができることが最大のメリットです。

 

ハーフユニットバスのデメリット

ハーフユニットバスを新築一戸建てに導入するデメリットは主に以下の3つです。

ハーフユニットバスのデメリット
  • ユニットバスよりコストが掛かる
  • ハーフユニットバスを提供しているメーカーが少ない
  • 素材によってメンテナンスが必要になる

ハーフユニットバスは、ユニットバスと比べると、コストが発生します。ユニットバスは浴室全体が規格品で大量生産されているため、コストが抑えられていますが、ハーフユニットバスは、壁や天井などの材料費や工事費が掛かります。

また、ハーフユニットバスを提供しているメーカーが少ないため、ユニットバスの部分のデザインが限られているのもデメリットです。

さらに、壁や天井に使う素材に木材をそのまま使用していたりすると、メンテナンスが必要になる可能性があります。

少しだけデザイン性を追加したい方にはハーフユニットバスがおすすめです。

オリジナルデザイン

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オリジナルデザインのお風呂は、浴槽から洗い場、壁や天井まで全てを家主が設計します。お風呂に徹底的にこだわりたい方は、オリジナルデザインがおすすめです。

 

オリジナルデザインのメリット

新築一戸建てにオリジナルデザインのお風呂を導入するメリットは、主に以下の2つです。

オリジナルデザインのメリット
  1. 理想のお風呂を実現できる
  2. 素材にこだわれる

オリジナルデザインの最大のメリットは、全てを自由に決められるため、理想のお風呂を導入できることです。浴槽の形から壁のデザイン、鏡の形や浴室の広さまで自由に決められます。

また、石を使ったお風呂や木材を使用した浴槽など、素材にもこだわれるのもメリットの一つです。

 

オリジナルデザインのデメリット

オリジナルデザインのお風呂を導入するデメリットは、主に以下の3つです。

オリジナルデザインのデメリット
  • 最もコストが掛かる
  • 工事期間が長くなる
  • 完成するまで実物を確認できない

オリジナルデザインのお風呂は、ユニットバスやハーフユニットバスよりもコストが掛かります。材料費はもちろんですが、工事にも手間が掛かるためです。

また、ユニットバスやハーフユニットバスは、工場で生産されたパーツを組み立てるため、工事期間が短いですが、オリジナルデザインのお風呂は一から作り上げる必要があるため、完成までに時間が掛かるのもデメリットの一つです。

さらに、オリジナルデザインのお風呂は設計の段階では、完成形の確認ができないため、新築に住み始めて問題点が発覚する場合があります。

オリジナルデザインのお風呂はデザイン性の高いオシャレなお風呂を実現できますが、機能性にも注意しておく必要があるでしょう。

 

2.新築のお風呂選びで失敗しやすいポイント

新築一戸建てのお風呂選びで失敗すると、簡単に取り替えができないため設計の段階で以下のポイントを抑えておきましょう。

お風呂選びのポイント
  1. 風呂の広さ
  2. 風呂の位置
  3. 掃除のしやすさ

失敗しないためのポイントについて、それぞれ詳しく解説します。

風呂の広さ

新築一戸建てのお風呂の広さは、ユニットバスやハーフユニットバスであれば、0.75坪〜1.5坪まで幅広いサイズが用意されています。オリジナルデザインであれば、ある程度は広さを指定できます。

お風呂の広さは、子供と一緒に入る場合や介護が必要な場合には、広めにしておきたいところです。さらにもし、将来介護が必要になった場合に狭いお風呂であれば、介護がしにくくなります。

反対に、必要以上に広すぎるお風呂にしてしまうと、間取りがお風呂に圧迫されるため、他の部屋の広さに影響してしまいます。

家族の状況や将来を見据えてお風呂の広さを決める必要があるでしょう。

風呂の位置

新築一戸建てのお風呂は、設置する場所が日当たりが悪かったり、換気がしにくい場所だと、カビが発生しやすくなります。

現在は、機能性の高い換気扇があるため、そこまで気にならないかもしれませんが、日当たりや風通しが良い方がカビの発生を予防できます。

また、道路側にお風呂を設置してしまうと、外から見えてしまったり、音が漏れてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

掃除のしやすさ

お風呂は、湿気が多いため家の中でもカビが発生しやすい場所です。そのため、お風呂の細かい部分まで掃除がしやすいかも失敗しないためのポイントです。

特にパーツの継ぎ目のパッキンや床は掃除がしやすいように設計しておくと良いでしょう。

ユニットバスの場合は、メーカーが掃除がしやすいタイプも用意している場合があるので、実際に展示場で確認しておくと良いです。

 

3.まとめ

今回は、新築一戸建てにおけるお風呂の選び方について、種類別に特徴やメリット、デメリットを解説しました。

お風呂は、一度設置してしまうと簡単に取り替えることができないため、工事に取り掛かる前に、十分な検討が必要です。特に、オリジナルデザインでお風呂を作ろうと考えているのであれば、実物を見ることはできないため、使いやすさや掃除のしやすさ、機能性に注意しておきましょう。

ユニットバスやハーフユニットバスでも、お風呂のどこにこだわるかを検討しておくと、選択に迷わないでしょう。

お風呂は毎日使う場所ですので、快適な生活を送るためにも、慎重に検討してください。

 

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