2024.07.24
注文住宅と建売住宅はどっちがいい?それぞれのメリットとデメリットを比較
住宅を購入しようと考えた時に、注文住宅で建てるか建売住宅にするかで悩んでいる人も少なくないはずです。
新しく購入する住宅にこだわりを持ちたければ注文住宅、価格を抑えて早く新居に入居したければ建売住宅を選択するなど、どちらを選ぶかはなにを重視するかによって変わります。
そこで、本記事では注文住宅と建売住宅のメリットやデメリットを比較した上で、それぞれの特徴を紹介します。
注文住宅 |
建売住宅 |
|
価格 |
高くなりやすく、不明確 |
比較的安く、明確 |
デザインや間取りの自由度 |
自由度が高くこだわれる |
自由度はない |
入居できるまでの時間 |
打ち合わせや施工などで時間が掛かる |
契約終了後、すぐに入居できる |
生活のイメージのつきやすさ |
完成するまでイメージが付かない |
見学時点で生活のイメージがつく |
記事の中では、それぞれの住宅をおすすめする人の特徴についても紹介しているので、これから住宅の購入を考えている人は参考にされてください。
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1.自分だけのこだわりの家を作るなら注文住宅
他にはない自分だけのこだわりの家を求めるなら、注文住宅が最適です。ここでは、注文住宅を建てる際のメリット、デメリットを解説しつつ、どのような人に注文住宅がおすすめかを紹介していきます。
注文住宅のメリット1.好きな間取りやデザインの家が作れる
注文住宅で家を建てた場合には、間取りやデザインなどすべて自分好みで設計ができます。
趣味の部屋を作ったり、ガレージを建てたりと自分のライフスタイルに合わせた住宅を一から作ることができるため、満足度の高い家を建てられることが最大のメリットです。
注文住宅のメリット2.性能が高い家を作れる
注文住宅で家を建てる場合には、住宅の性能にもこだわれるため、希望に沿った高性能の家を建てられる可能性があります。依頼する住宅会社も自由に選べるため、断熱性能や気密性などの性能の高い家を建てられる会社に依頼することで、高性能の住宅を建てられて、快適な生活を送ることができます。
また、キッチンや浴槽などもこだわりたい部分については、高機能の商品に変更できるため、より生活しやすい家が建てられるでしょう。
注文住宅のデメリット1.完成のイメージが付きにくい
注文住宅を建てる際には、設計の段階で図面だけでは完成のイメージが付きにくいデメリットがあります。完成のイメージが付きにくいことにより、完成後の生活が思い描いていたものと違うこととなり、後悔するリスクがあるかもしれません。
注文住宅のデメリット2.完成し入居できるまでに時間がかかる
注文住宅で家を建てる場合には、設計や設備の選定、施工までの工程があるため、新居に入居できるまで時間が掛かります。早くとも半年程度は入居までに時間を要するため、できるだけ早く入居したい人にとってはデメリットとなってします。
注文住宅のデメリット3.金額が高くなる可能性がある
注文住宅で家を建てる場合、こだわりの箇所が増えるほど、金額が上乗せされる可能性が高いため、コストが高くなります。特に、高性能の設備を選ぶとその分のコストが発生するため、トータルで支払うお金が多くなってしまいます。
こんな人におすすめ
注文住宅のメリット、デメリットを考慮した上で、注文住宅をおすすめする人は以下の3つに当てはまる人です。
- 自分だけのこだわりの家が欲しい人
- 時間をかけてじっくり家を建てたい人
- 土地も合わせて探したい人
注文住宅をおすすめする人は、とことんこだわった家が欲しい人です。自由度が高いため、こだわりたい箇所を絞って、好きなようにカスタマイズができます。ただ、こだわる箇所が多くなれば、その分コストも大きくなることは理解しておかなければなりません。
そして、こだわりが強いほど完成までに時間が掛かります。住宅完成までにゆっくり時間をかけて、急がずじっくりと家を作りたい方にはぴったりです。
さらに、住宅は、建物のデザインや間取りだけでなく立地も重要です。注文住宅であれば、多くの場合土地も一緒に探すことが多いため、立地条件もこだわって土地を探すことができます。そのため、立地条件にもこだわりたい人は注文住宅を選択し、土地も一緒に探すと良いでしょう。
2.価格を抑えてすぐに新居に住みたい人は建売住宅
予算が少なく、できるだけ購入価格を抑えつつ、早く新居に引っ越したい人は建売住宅がおすすめです。ここでは、建売住宅を購入する際のメリット、デメリットを解説しつつ、どのような人に建売住宅がおすすめかを紹介します。
建売住宅のメリット1.購入金額が明確
建売住宅の場合には、購入する際の金額が明確です。そのため、住宅購入のための予算が立てやすく、それ以上の費用は発生しません。注文住宅は、完成するまでに正確な金額がわからないことが多いため、事前に費用がわかっておくと安心です。
建売住宅のメリット2.短い期間で入居できる
建売住宅を購入する場合には、完成している住宅を購入するため、契約が済むとすぐに入居ができます。住居を見学し、気に入った建売住宅があればすぐに契約し、入居ができるため、マイホームで新しい生活を送れるようになります。
建売住宅のメリット3.生活のイメージが付きやすい
建売住宅の場合、住宅を見学してから購入するかどうかが決められるため、入居後の生活のイメージが付きやすくなります。生活のイメージが付きやすくなると、家具家電の位置やどの部屋をどのように使用するかが明確になり、その後の引越し契約も立てやすくなります。
建売住宅のデメリット1.希望の間取りやデザインに出会いにくい
建売住宅を購入する際には、既に完成しているため、希望通りの間取りやデザインに出会うことが難しい場合があります。また、建売住宅は販売されるタイミングによって数に限りがあり、希望する物件が販売されるまで待っているといつまでも購入できなくなります。
建売住宅のデメリット2.建物の構造などの確認が困難
建売住宅を購入する場合には、建物の内部構造がどのようになっているかを確認できません。そのため、断熱材の施工状況や耐震構造が確認できず、書類に明記されている断熱性能や耐震性能に問題がないかが不明確な部分があります。
こんな人におすすめ
建売住宅がおすすめの人は、以下の2つに当てはまる人です。
- 早く住み始めたい人
- 予算を抑えたい人
建売住宅は購入後すぐに入居できるため、早く新しい生活を始めたい方にぴったりです。憧れのマイホームをを手に入れたい場合、建売住宅は完成まで時間がかかる注文住宅よりも適しています。
また、注文住宅は購入金額が不明確で、いくら掛かるかわかりません。しかし、建売住宅であれば、金額が公表されているため、予算と相談しながら金額で住宅を選ぶことができます。事前に金額がわかれば、返済計画も早く立てられるのもメリットであるため、予算に制限がある人は建売住宅も選択肢の一つとなるでしょう。
3.理想の家を作るなら注文住宅がおすすめ
これまで、注文住宅と建売住宅のメリットとデメリットを比較してきました。建売住宅は、完成した家を見ることができるため生活のイメージがしやすいですが、すべての条件を満たす家を見つけるのは難しいことが多いです。
そのため、理想のマイホームを手に入れたいのであれば注文住宅がおすすめです。注文住宅であれば、一から自由に設計ができ、デザインも制限はほとんどありません。
注文住宅のエソラでは、お客様が思い描く理想のマイホームを作り上げるために、協力します。これから注文住宅を建てようと考えている方は一度ご連絡ください。
4.まとめ
今回は、注文住宅と建売住宅の特徴やメリット・デメリットを比較し、それぞれがどのような人に向いているかを紹介しました。
注文住宅は、設計やデザインがこだわれる一方で、完成までに時間がかかります。建売住宅は、入居後の生活のイメージがしやすく、価格が明確で予算を立てやすい一方で、すべての条件を満たす家を見つけるのが難しいこともあります。
注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットを理解し、何を優先するかを家族で事前に話し合っておきましょう。
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