2023.11.25
中古マンションをリノベーション|メリット、注意点を解説
新しい住宅を購入する方法としては、注文住宅を建てたり、中古戸建てを建てたり、マンションを購入したりなどがあります。その他にも、中古マンションをリノベーションして新しい住居とすることも方法の一つです。
中古マンションをリノベーションして住居にする際には、物件価格が安くなるなどのメリットがある一方、耐震性が低い可能性があるなどのデメリットもあります。
本記事では、これから中古マンションをリノベーションしようと考えている方向けに、メリットとデメリットを紹介します。
記事の後半では、中古マンションをリノベーションする際の注意点についても解説しているので、最後までご覧ください。
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1.中古マンションをリノベーションするメリット
中古マンションをリノベーションするメリットとしては、主に以下の4つがあります。
- 物件の購入価格が安い
- 間取りを自由に決められる
- 立地が良い場所にも物件がある
- 資産価値を高められる可能性がある
それぞれのメリットを詳しく解説します。
物件の購入価格が安い
中古マンションをリノベーションする方法は、新築一戸建てを購入したり、新築マンションを購入したりするよりも、物件の購入価格が安くなります。
築年数にもよりますが、同じエリアで物件を購入する場合には、新築物件よりも中古マンションが安くなる場合がほとんどです。
より価格を抑えて住宅を購入したい場合には、中古マンションをリノベーションする方法も選択肢の一つになるでしょう。
間取りを自由に決められる
中古マンションをリノベーションする場合には、間取りを自由に決められます。
建売住宅や中古マンション、中古一戸建てを購入するだけでは好みの間取りに変更ができませんが、リノベーションすることにより、自由に間取りを決められます。
もちろん注文住宅を建てれば間取りは自由に決められます。しかし住宅にそこまで予算を掛けられないのであれば、中古マンションをリノベーションして、自由に間取りを決めるのも方法の一つです。
立地が良い場所にも物件がある
中古マンションを購入してリノベーションする場合には、立地の良い物件を購入できる可能性があります。
新築物件を立地の良い場所で探す場合には、価格が高くなるだけでなく、好みの物件が簡単に見つからない可能性があります。しかし中古マンションであれば、空いていればすぐに購入できます。
より立地が良い場所に住みたい場合には、中古マンションをリノベーションすることも方法の一つです。
資産価値を高められる可能性がある
中古マンションをリノベーションすると、資産価値を高められる可能性があります。
もし賃貸物件として貸し出す場合には、リノベーションをすることで、家賃も高くなる可能性があるからです。
リノベーションにより、設備等を充実させると資産価値を上げられる可能性があることもメリットの一つといえます。
2.中古マンションをリノベーションするデメリット
中古マンションをリノベーションする場合には、メリットだけでなくデメリットも把握しておく必要があります。デメリットを把握しておかないと、物件を購入した後に理想の住宅に出来なくなる可能性もあるためです。
中古マンションをリノベーションするデメリットは主に以下の4つが挙げられます。
- 建物の老朽化
- 耐震性が低い可能性
- 入居するまでに時間が掛かる
- 理想の間取りができない可能性もある
それぞれのデメリットを詳しく解説します。
建物の老朽化
中古マンションをリノベーションする場合には、物件選びで失敗してしまうと、建物の老朽化が激しい住宅に住むことになり、安心して生活ができなくなる可能性があります。
リノベーションにより、見た目や間取りは改善できますが、内部構造は変えられません。そのため、中古マンションをリノベーションして住宅にする場合には、慎重に物件を選ばなければなりません。
耐震性が低い可能性
中古マンションをリノベーションする際には、耐震性も考慮しておかなければなりません。
極端に築年数が古い物件を購入してしまうと、今の建築基準法で決められている耐震性よりも低い可能性があるためです。
耐震性は、後から改善することが難しいため、物件を購入する時点で確認しておかないと、安心して住めないだけでなく、資産価値としても低い物件となってしまいます。
建売よりも入居までに時間が掛かる
中古マンションをリノベーションして住居とする場合には、入居するまでに時間が掛かることもデメリットの一つです。
建売物件であれば、契約後すぐに入居できます。しかし中古マンションをリノベーションする場合には、購入後にリノベーションするための工事があります。
リノベーションの規模にもよりますが、物件によっては3ヶ月以上経ってから入居となる場合もあります。
理想の間取りができない可能性もある
中古マンションをリノベーションしようとしても、物件によっては理想の間取りにできない可能性があります。
中古マンションの場合、水回りの配管等は構造上、動かせません。そのため、リノベーションであっても配置を変更することはできません。キッチンやトイレ、お風呂場の位置は動かすことができない物件が殆どです。
リノベーションをする場合には、完全に自由な間取りにできるわけではないことを把握しておきましょう。
物件を購入する際に水回りの配置は確認しておくようにしましょう。
3.中古マンションをリノベーションする際の注意点
中古マンションをリノベーションする場合には、注意しなければならない点があります。リノベーションする際に注意点は主に以下の4つがあります。
- 耐震性能やマンションの長期修繕計画を確認しておく
- 水回りの箇所を事前に確認しておく
- 費用の内訳を把握しておく
- 施工業者を十分に調査する
それぞれの注意点を詳しく解説します。
耐震性能やマンションの長期修繕計画を確認しておく
リノベーションをする中古マンションを購入する際には、必ず物件の耐震性能を確認しておくようにしましょう。耐震性能はリノベーションにより改善することはできないためです。
特に築年数の長い物件であれば、新しい耐震基準を満たしていない可能性もあるため、築年数と耐震性能を十分に確認してから物件を購入するように注意しましょう。
同時にマンション全体の長期修繕計画も確認しておくとよいでしょう。屋上防水や給排水管の手入れ状況、躯体コンクリートの修繕やタイル、塗装等の外壁補修等、専有部分以外の共用部分もきっちりと修繕されているかも資産価値に関係してきます。
水回りの箇所を事前に確認しておく
リノベーションする中古物件を購入する場合には、キッチンやトイレ、お風呂場などの水回りの配置を確認しておきましょう。
水回りの配置は、リノベーションにより変更できないため、間取りに直接影響してしまうためです。
可能であれば、物件を購入する前に理想の間取りをある程度考えておき、水回りの配置が問題ないかを確認した上で、内見すると失敗する可能性は低くなるでしょう。
費用の内訳を把握しておく
中古マンションをリノベーションする場合には、費用の内訳を十分に確認しておくようにしましょう。
リノベーションにかかる費用の内訳を確認しておかないと、思い掛けない費用が発生する可能性があった時に対応できなくなる可能性があります。
ギリギリの予算で費用を設定しておくのではなく、余裕をもっておくと安心です。
施工業者を十分に調査する
中古マンションのリノベーションを依頼する施工業者を選ぶ際には、信頼できる会社かを十分に調査しておきましょう。
住宅のリフォーム会社には高額見積を提示する会社もあるため、今までの施工実績やインターネット上の口コミを確認して、本当に信頼できるかを調査してから、依頼するようにしましょう。
また、すぐに契約を結ぶのではなく、複数の施工会社に見積もりを依頼して、金額を比較してから依頼すると安心です。
4.まとめ
今回は、中古マンションをリノベーションして住居にする際のメリットやデメリットを解説しました。
中古マンションをリノベーションする方法は、物件の価格が抑えられるなどのメリットがある一方で、耐震性に不安があるなどのデメリットもあります。
また、リノベーションをする際には、水回りの確認や費用の内訳を十分に把握しておくようにしましょう。
本記事で紹介した注意点を理解した上で、納得のいくリノベーションを実現してください。
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