2023.11.05
土地の購入時に必要な諸費用9種を解説!詳しい内訳と注意点とは
土地の購入を考えているけど、土地本体の価格以外にどのような費用が発生するか詳しく知らない人も少なくないはずです。どのような費用が発生し、いくら掛かるかを理解しておかないと、予算を超えてしまう可能性があります。
土地を購入する際に発生する諸費用を以下に示します。
-
- 仲介手数料
- 登記費用
- 印紙代
- ローン手数料
- 固定資産税
- 地盤調査費
- 不動産取得税
- インフラ整備費用
- 解体費用
この記事では、それぞれの諸費用がどのような内容で、発生する価格がいくら程度かを詳しく解説します。
記事の後半では、土地購入時の費用を考える際の注意点についても解説しているので、これから土地の購入を考えている方は参考にされてください。
20年以上の実績と500棟以上の信頼!
関西で土地から新築戸建てを考えるならエソラ
阪神間・北摂エリアで土地を探しているけど、「どこに住むべきか迷っている…」「信頼できる業者をどう選べばいい?」といったお悩みはありませんか?そんな方には、注文住宅20年以上のエソラにお任せください。
エソラブランドを展開するアプローズデザインは、これまでに約500棟を超える注文住宅の設計・建設を手がける信頼のハウスメーカーです。
これから土地を探される方や、新築を検討される方へ、エソラのブランド資料や見学会、土地探しリクエストを無料で提供しています!お気軽にお問い合わせください。
1.土地の購入時に諸費用の種類
土地の購入時に発生する諸費用は以下の4種類があります。
- 仲介手数料
- 登記費用
- 印紙代
- ローン手数料
それぞれの諸費用について詳しく解説します。
1.仲介手数料
仲介手数料は、土地を不動産会社を通して購入した際に発生する費用です。土地の金額の3%と6万円を仲介手数料として不動産会社に支払わなければなりません。
しかし、不動産会社を通さずに個人間で土地の売買をしたり、不動産会社や住宅会社が保有している土地を購入する場合には、仲介手数料が発生しません。
仲介手数料を節約したいのであれば、個人と売買するか住宅の建築を依頼する住宅会社が保有する土地、不動産会社が保有する土地を購入すると良いでしょう。
土地を個人間で売買する際のメリットやデメリットについては、別記事「土地を個人で購入する際の流れ|注意点やメリット、デメリットも紹介」を参考にされてください。
2.登記費用
登記費用は、土地の登記簿に登録されている所有者を変更する際に発生する費用です。登記費用は、変更手続きをする司法書士への報酬と登録免許税が発生します。
司法書士への報酬は一般的に3〜6万円ですが、依頼する司法書士により金額が変わるため、事前に調べておきましょう。
登録免許税は土地の固定資産評価額の2%を支払います。土地の販売価格ではないことは理解しておかなければなりません。
3.印紙代
印紙代は土地の売買契約を結ぶ際に発生する税金です。土地の売買契約書に土地の費用から算出した印紙を貼り付けて納税します。
例えば、1000万円の土地を購入した場合には、5,000円の印紙代が必要になります。
印紙代は、契約をする際に必ず支払わなければならない費用です。
4.ローン手数料
土地購入を住宅ローンを使用して支払う場合には、ローン手数料が発生します。住宅ローンを借りる場合には、さまざまな手数料が発生します。
- 印紙代
- 保証料
- 融資手数料
- 登記費用
ローン手数料は、住宅ローンをいくら借りるかであったり、変動金利か固定金利かであったり、借りる銀行により大きく変動します。
住宅ローンを借りる前に、金利で判断するだけでなく、手数料も考慮しておかなければなりません。
2.土地の購入後に必要な諸費用
土地は、購入後にも以下のような諸費用が発生します。
- 固定資産税
- 地盤調査費
- 不動産取得税
- インフラ整備費用
- 解体費用
それぞれの諸費用の詳細を解説します。
5.固定資産税
固定資産税は、土地を購入した次の年から納税しなければなりません。1月1日時点で保有している所有者に納税義務があります。
固定資産税は、土地の販売価格ではなく、土地の評価額によって決定します。計算方法は、課税評価額×1.4%です。
課税評価額は、土地の地目により変動しますが、宅地であれば公示地価価格の70%になります。
例えば、50坪の土地の地目が宅地で、公示価格が1坪10万円の場合、課税評価額は10万円×50の70%であり、350万円となります。
課税評価額が350万円であれば、350万円×1.4%が固定資産税となり、4万9000円を納税する必要があります。
固定資産税は土地を保有している間は毎年払わなければならないため、生涯の資金計画に織り込んでおきましょう。
6.地盤調査費
購入した土地の地盤調査が完了していない場合には、地盤調査を行う必要があります。
地盤調査で安全な地盤であると確認できないと住宅は建てられません。地盤調査をして、地盤が弱いと判断された場合には、地盤を補強する工事が必要となるため、さらに費用が発生します。
土地を購入する際に地盤がどうかを確認しておくと安心でしょう。
地盤調査について詳しく知りたい方は、別記事「新築時に地盤調査は必須!費用と3つの方法を解説」を参考にされてください。
7.不動産取得税
不動産取得税は、土地を購入した人に納税義務が発生します。土地を購入後、半年後程度で納税通知書が送られてきます。
不動産取得税は固定資産税評価額×3%ですが、土地の地目が宅地であれば半分に軽減されます。
不動産取得税は、固定資産税と違い、一度の支払いのみです。
8.インフラ整備費用
購入した土地に水道や電気などのインフラが整備されていない場合には、インフラ整備費用が発生します。
上下水道を整備する費用は市町村により変動しますが、5万〜20万円ほどの費用が必要です。
住宅を建てるために土地を購入する場合には、インフラが整備されているかを確認しておくと安心です。
9.解体費用
購入した土地に古家があり、新築住宅を建てる場合には、解体費用が発生します。解体費用は、解体業者により変動しますが、建物の構造によっても相場は以下のように変わります。
- 木造 3万~5万円/坪
- 鉄骨 4万~6万円/坪
- 鉄筋コンクリート 6万~8万円/坪
購入した土地にある古家がどのような構造かを把握しておくと、解体費用の目安になります。
3.土地購入時の費用を考える際の注意点
土地を購入する際には、さまざまな諸費用が発生するため、土地の価格だけで予算を考えると資金が足りなくなる可能性があります。
そこで、土地を購入する際には、以下の3つの注意点を考慮した上で費用を考えましょう。
- 資金計画を立てる
- 購入後にも掛かる費用を考慮する
- 諸費用の予算を細かく確認する
それぞれの注意点を詳しく解説します。
資金計画を立てる
土地の購入費用を考える際には、土地だけでなく、住宅の費用も併せて資金計画を立てるようにしましょう。
土地の費用だけを考えてしまうと、建物に資金を掛けられないため、理想の住宅が建てられなくなるためです。
予算を考慮した上で、土地と建物にどのくらい資金を掛けられるかを計算した上で、資金計画を立てるようにしましょう。
購入後にも掛かる費用を考慮する
土地の費用は、土地の価格だけでなく、購入後にも費用が発生します。
土地の価格だけで予算を立ててしまうと、思いがけない費用が発生し、予算オーバーしてしまいます。
そのため、購入後に掛かる費用を考慮した上で、土地の価格を計算するように注意してください。
諸費用の予算を細かく確認する
土地の購入費用を考える際には、諸費用を細かく計算した上で予算を立てるようにしましょう。
土地の購入時に掛かる諸費用は、思ったよりも高額になるため、細かく計算しておかないと、予算オーバーになってしまいます。
今回解説したそれぞれの諸費用を細かく計算し、土地購入の予算に組み込むようにしてください。
4.まとめ
今回は、土地購入の際に発生する諸費用について詳しく解説しました。
土地を購入する際には、土地本体の価格だけでなく、仲介手数料や固定資産税などの諸費用が発生します。
諸費用を考慮しておかないと、予算オーバーとなってしまうため、土地を購入する前から細かく確認しておくようにしましょう。
また、資金計画を立てる際には、土地の価格や諸費用だけでなく、住宅の価格も考慮して計画を立ててください。
注文住宅のエソラでは、お客様の予算に合わせて土地の紹介から住宅の設計、施工まで請け負っているため、ぜひ一度ご相談ください。
20年以上の実績と500棟以上の信頼!
関西で土地から新築戸建てを考えるならエソラ
阪神間・北摂エリアで土地を探しているけど、「どこに住むべきか迷っている…」「信頼できる業者をどう選べばいい?」といったお悩みはありませんか?そんな方には、注文住宅20年以上のエソラにお任せください。
エソラブランドを展開するアプローズデザインは、これまでに約500棟を超える注文住宅の設計・建設を手がける信頼のハウスメーカーです。
これから土地を探される方や、新築を検討される方へ、エソラのブランド資料や見学会、土地探しリクエストを無料で提供しています!お気軽にお問い合わせください。