2023.09.18
注文住宅の打ち合わせの回数は?流れや注意点をわかりやすく解説
理想の注文住宅を建てるためには、ハウスメーカーとの打ち合わせが重要です。打ち合わせを充実させることで、どのような住宅を建てたいかを明確にし、より細かい設計が可能となるためです。
しかし、打ち合わせを始める前は、打ち合わせを何回し、何を話せば良いのかわからない方も少なくありません。
そこで本記事では、注文住宅を建てる際の打ち合わせ回数と流れについて詳しく解説します。
記事の後半では、注文住宅の打ち合わせをする際の注意点についても解説しているので、これから打ち合わせが控えている方は参考にされてください。
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1.注文住宅を建てる際の打ち合わせ回数
注文住宅を建てる際の打ち合わせ回数に決まりはなく、人によって変動します。10回程度で終わる人もいれば、20回以上の打ち合わせが必要になる人もいます。
人によって打ち合わせ回数が変動する理由は、住宅の設計によるものがほとんどで、よりこだわりが強い住宅であれば打ち合わせ回数が多くなる傾向にあります。
住宅の設備を標準装備にすると打ち合わせ回数は少なくなりますが、現場で作成するタイプのこだわりがある装備になると、ハウスメーカーと打ち合わせをする回数は多くなるでしょう。
理想の注文住宅を後悔なく建てたい方は、打ち合わせ回数が多くなりがちですので、事前の準備が重要になります。
2.注文住宅の打ち合わせの流れ
注文住宅の打ち合わせの流れは、主に以下の3つの工程にわけられます。
- 着工前
- 建築中
- 建物完成と引渡し前
それぞれの工程の中でどのような内容の打ち合わせを行うかを解説します。
着工前
注文住宅の打ち合わせの中で最も回数が多い工程が、着工前です。着工前の打ち合わせでは、主に以下のような内容を話し合います。
- 住宅の設計
- 住宅の設備内容
- 予算や見積もりについて
- こだわりや理想のすり合わせ
着工前の打ち合わせ回数の頻度は高く、特に注文住宅の設計部分での話し合いが多い傾向にあります。注文住宅の設計は、理想の家を形にしていく工程のため、ハウスメーカーとの十分なすり合わせが必要となるためです。
また、予算や見積もりの打ち合わせも重要です。予算の中で理想の家を建てるためにはどうしたら良いかの話し合いを重ねる必要があります。
着工前の打ち合わせは、注文住宅の設計から設備、外観などを決める重要な工程になるため、めんどくさがらずに回数を重ねて、話し合いましょう。
建築中
注文住宅の設計や設備の打ち合わせが終わると、実際に着工の工程に入ります。着工すると打ち合わせ回数は減りますが、建築が順調に進んでいるかの確認をしておくことも重要です。
また、建築中の打ち合わせには、火災保険や地震保険、住宅ローンなどのお金が関わる話し合いも含まれるため、気を抜かずに打ち合わせに臨む必要があります。
他にも、外構の設計が決まっていなければ、建物本体の建築中に打ち合わせをする場合もあるため、どのような外構にしたいかを案として準備しておくとスムーズです。
建物完成と引渡し前
住宅の建物本体が完成した後の打ち合わせは、最も頻度が少なく、現場での最終確認や今後の手続きの話し合いを行います。建物が完成した後には、実際に住宅の中を一緒に見てまわり、設計どおりにできているかや傷や汚れがないかを確認します。
また、不動産として手続きや行政への届出が必要となるため、数回の打ち合わせが必要です。
ハウスメーカーによっては、外構の打ち合わせを住宅が完成後に行う場合もあるため、事前にいつ外構について話し合うかを確認し、準備しておく必要があるでしょう。
3.打ち合わせに挑む際の5つの注意点
注文住宅の打ち合わせは、回数が増えてしまうと疲弊してしまい、めんどくさくなる人も少なくないため、事前に注意しておくべき点を知っておくとスムーズに進行します。
注文住宅の打ち合わせをする際の注意点は、主に以下の5つです。
- 打ち合わせの内容を記録する
- スケジュールに余裕を持っておく
- 納得できるまで打ち合わせを行う
- 事前に家族で考えをまとめておく
- 疑問や不安な部分を正直に話す
それぞれの注意点を詳しく解説します。
1.打ち合わせの内容を記録する
注文住宅の打ち合わせをする際には、話し合った内容を記録しておくようにしましょう。打ち合わせの内容を記録しておかないと、何についてどこまで話したかを忘れてしまい、スムーズに話が進まなくなってしまうためです。
また、伝えたと思った内容がうまく伝わっていない場合もあるため、記録しておくことでトラブルを防ぐ効果があります。
ほとんどのハウスメーカーでは、担当者が記録してくれますが、内容が抜け落ちている場合もあるため、お互いに記録を取って、すれ違いのないようにしておくと、ストレスなく打ち合わせが進んでいくでしょう。
2.スケジュールに余裕を持っておく
注文住宅の打ち合わせに臨む際には、スケジュールに余裕を持たせておくと良いです。
注文住宅は、何回もの打ち合わせを行い、理想の住宅を建てるために話し合いを行うため、スケジュールに余裕がないと、重要な内容も適当に決めてしまう可能性があるためです。
スケジュールに余裕を持たせておくことで、考えをまとめる時間も取れ、より理想の住宅を建てるためにすり合わせが行えます。
3.納得できるまで打ち合わせを行う
注文住宅の打ち合わせは、可能な限り納得するまで行いましょう。
たくさんのことを決めていかないといけない注文住宅の打ち合わせは、長引くと疲れてしまい適当に判断してしまう可能性があります。しかし、せっかくの自分だけの注文住宅のため、後悔しないためにも、納得できるまで打ち合わせを行いましょう。
打ち合わせの中で決めた内容も、一度自宅に持ち帰り、本当に決めた内容で良かったのかを検討すると、より納得して打ち合わせに臨むことができます。
4.事前に家族で考えをまとめておく
注文住宅は、自分一人のものではなく、家族も一緒に生活するため、家族の意向も確認しておく必要があります。家族と一緒に打ち合わせに臨む際には、事前に話し合っておくとスムーズに話が進みます。
もし、家族で意向の確認をしてなければ、打ち合わせの際に家族間ですれ違いが起こってしまい、なかなか話が進まなくなってしまう可能性もあります。
次の打ち合わせで話す内容については、確実に家族で話し合い、考えをまとめておくようにしましょう。
5.疑問や不安な部分を正直に話す
注文住宅の打ち合わせをする際には、疑問や不安が生じたら、すぐに担当者に話すようにしておきましょう。打ち合わせの際に、疑問や不安を残したままにしておくと、満足のいく注文住宅を建てることが出来ないためです。
打ち合わせの時に疑問や不安が思いつかなくても、自宅に帰ってから思いつくこともあるため、その際にはメモをしておき、次の打ち合わせで質問すると良いです。
大切な注文住宅ですので、後悔のないようにわからないことはどんどん質問して、疑問を解消しましょう。
4.注文住宅の打ち合わせは準備をして挑もう
注文住宅の打ち合わせを行う際には、事前準備が重要です。準備しておかないと、決断する時に時間が掛かってしまい、打ち合わせ回数が多くなり、楽しいはずのマイホーム計画に疲れてしまうためです。
注文住宅の打ち合わせをする際には、以下のような項目について事前に準備しておくと良いでしょう。
- 予算はいくらか
- 住宅の中でこだわりたい部分の優先順位
- いつまでに住宅を完成させたいか
- 理想の家の形や間取りを雑誌などでいくつか案を見つける
家族で先に話し合い、ある程度の方向性を決めておくと、打ち合わせをスムーズに進める上に、後悔のない住宅を建てられるので、上記の項目については準備すると安心です。
5.まとめ
今回は注文住宅の打ち合わせについて、回数や流れについて詳しく解説しました。注文住宅の打ち合わせ回数は人によって変動し、多い人では20回以上になる場合もあります。
建物本体を建てる前の打ち合わせが最も多く、重要な打ち合わせですので、家族で先にどのような家を建てたいかを話し合っておくと良いでしょう。
注文住宅の打ち合わせは、マイホームを叶えるための楽しい時間ですので、準備は欠かさないようにしてください。
注文住宅のエソラでは、お客様が納得するまで打ち合わせを行い、より理想の家を実現するために、アイデアの提案から疑問の解消を行います。気になる方は相談だけでもよいですので、一度ご連絡ください。
新築計画の進め方でお困りではありませんか?
- 選択肢が多すぎて、どの設備が本当に必要かわからない
- このまま進めて良いのか不安が残っている
- 2,000万円でどのような家が建てられるのか相談したい
エソラでは、こうした「新築に関するわからない」を解決するための個別相談会を実施しています。経験豊富なスタッフが、あなたの理想とニーズに合わせた最適なアドバイスを行います。
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